美術展の企画ならびにカタログの質を高め、学芸員の能力向上を図ることを目的として、美連協主催展および加盟館の自主企画展の中から、優れた展覧会の企画やカタログ、論文を顕彰しています。 1999年に「図録奨励賞」として始まり、美連協創立25周年を記念した2007年に、最も優れた企画を称える「美連協大賞」と学芸員の将来の活躍が期待される企画を顕彰する「奨励賞」が加わりました。同年、「図録奨励賞」は開催館の学芸員が協力して製作した優秀なカタログに贈られる「優秀カタログ賞」と、個人の論文を表彰する「優秀論文賞」へと変更し、2019年に「美連協大賞」という名称に一本化し、現在に至ります。
2014年 受賞一覧
美連協大賞
美連協奨励賞
没後50年 菅楯彦展―浪速の粋 雅人のこころ
鳥取県立博物館
永井一正 ポスター・ライフ 1957-2014
富山県立近代美術館
難波田史男の世界―イメージの冒険
世田谷美術館
美連協カタログ論文賞
優秀カタログ賞 – 美連協展部門
優秀カタログ賞 – 自主展部門
優秀論文賞 – 美連協展部門
『写生のゆくえ~小川千甕の芸術』
展覧会名:小川
カタログ名:縦横無尽 小川千甕という生き方
増渕鏡子(福島県立美術館)
『スサノヲの到来』
展覧会名:スサノヲの到来―いのち、いかり、いのり
江尻 潔(足利市立美術館)
優秀論文賞 – 自主展部門
『グループ「幻触」と石子順造』
展覧会名:
グループ「
川谷承子(静岡県立美術館)
『「受容器」としての都市、「媒体」としての画家たち』
展覧会名:画家たちの上京物語
林田龍太(熊本県立美術館)
『守一のいる場所』
展覧会名:守一のいる場所 熊谷守一展
廣江泰孝(岐阜県美術館)
『和と洋の万華鏡―二人の文学者(鷗外・鏡花)をめぐる岡田芸術』
『帝国の画題-岡田三郎助と近代日本』
展覧会名:特別展 岡田三郎助―エレガンス・オブ・ニッポン―
松本誠一(佐賀県立美術館)