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美連協大賞・奨励賞・美連協カタログ論文賞(2009年)

 美術展の企画ならびにカタログの質を高め、学芸員の能力向上を図ることを目的として、美連協主催展および加盟館の自主企画展の中から、優れた展覧会の企画やカタログ、論文を顕彰しています。 1999年に「図録奨励賞」として始まり、美連協創立25周年を記念した2007年に、最も優れた企画を称える「美連協大賞」と学芸員の将来の活躍が期待される企画を顕彰する「奨励賞」が加わりました。同年、「図録奨励賞」は開催館の学芸員が協力して製作した優秀なカタログに贈られる「優秀カタログ賞」と、個人の論文を表彰する「優秀論文賞」へと変更し、2019年に「美連協大賞」という名称に一本化し、現在に至ります。

2009年 受賞一覧

美連協大賞

美連協大賞「奨励賞」

道教の美術 TAOISM ART

三井記念美術館
大阪市立美術館
長崎歴史文化博物館

美連協カタログ論文賞

優秀論文賞 – 美連協展部門

『多軟面体への道―「公象」以前の伊藤公象―』

展覧会名:伊藤公象 1974-2009
森 千花 (東京都現代美術館)

『決断の集積、そして軽やかな覚悟』

展覧会名:Stitch by Stitch ステッチ・バイ・ステッチ 針と糸で描くわたし
八巻香澄 (東京都庭園美術館)

優秀カタログ賞 – 美連協展部門

躍動する魂のきらめき 日本の表現主義

栃木県立美術館
兵庫県立美術館
名古屋市美術館
岩手県立美術館
松戸市立博物館

優秀論文賞 – 自主展部門

『マイ・グランド・マザーズ 共鳴する記憶』

展覧会名:やなぎみわ マイ・グランド・マザーズ
丹羽晴美 (東京都写真美術館)

『久隅守景の画業―《納涼図》への道』

展覧会名:久隅守景展―加賀で開花した江戸の画家―
村瀬博春 (石川県立美術館)

『尖端生活の諸相と都市の中の商業美術』

展覧会名:「あら、尖端的ね。」―大正末・昭和初期の都市文化と商業美術―
千葉真智子 (岡崎市美術博物館)

『冨田溪仙の画業について―その四つの時代』

展覧会名:生誕130年記念 冨田溪仙展
山本香瑞子 (福岡市美術館)

『山内多門の生涯と芸術』

展覧会名:山内多門 生誕130年展
冨迫美幸 (都城市立美術館)

優秀カタログ賞 – 自主展部門

生誕120年 野島康三―肖像の核心展

カタログ名:野島康三 作品と資料集
渋谷区立松濤美術館

まど・みちお え てん

周南市美術博物館

※2010年3月時点


これまでの受賞結果

2019年2018年2017年
2016年2015年2014年2013年2012年2011年2010年2009年 | 2008年2007年2006年

 図録奨励賞

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