2019.8.26(mon)
<水戸芸術館>
水戸芸術館は水戸市制100周年を記念し、平成2年(1990年)に開館した複合文化施設です。特徴的な塔を持つこの建物の設計は、世界で活躍する建築家の磯崎新氏が手がけました。内部には、コンサートホールATM、ACM劇場、現代美術ギャラリーの3つの独立した施設があり、音楽、演劇、美術の3部門がそれぞれに、自主企画による多彩で魅力あふれる事業を展開しています。また地域の文化活動の拠点として、市民と連携して行う様々な企画も実施しています。
現代美術センターでは、現代美術を中心に、建築、デザイン、ファッションなどの分野にも焦点を当てた展覧会の企画を行っており、開館から今日まで、アーティストとともに展覧会やワークショップを制作し、同時代の表現を通してさまざまな事象について想像を巡らす機会を設けてきました。
現在は、美術館連絡協議会の巡回企画である
「大竹伸朗 ビル景 1978-2019」を開催中です。(~10月6日まで)
<水戸芸術館のおすすめ>
9月には、水戸市創業のカジュアルファッション専門店チェーンの株式会社アダストリアとの共催で、「秋のこらぼ・らぼ『ミノムシワークショップ』」を開催します。こちらは毎年夏に行っていた「こども・こらぼ・らぼ」の企画をリニューアルしたもので、夏(すでに終了しました)・秋・冬の3つの季節に分けてワークショップや鑑賞プログラムを行うものです。秋のテーマは「アップサイクル」。アダストリアの布見本=スワッチを使ったミノムシのキーホルダーをデザインレーベルseto_セトさんとつくります。お申し込み方法等、詳細は水戸芸術館HPをご覧ください。
また、水戸芸術館の施設内には、2016年にグランドオープンした東京渋谷「美虎」オーナーシェフ 五十嵐美幸プロデュースの中国料理店「チャイナテラス」があります。有機野菜にこだわった、油を極力使わず仕上げる料理を楽しめます。展覧会鑑賞の合間やちょっとした休憩にはラウンジの「サザコーヒー」をご利用ください。茨城県ひたちなか市に本社を構える「サザコーヒー」は、コロンビア直営農園を開設しており、買い付け、焙煎、抽出まで、原料にこだわりぬいたおいしいコーヒーを提供してくれます。
お買い物は、ミュージアム・ショップ「コントルポアン」へ。現代美術ギャラリーの展覧会カタログ、芸術館オリジナルのポストカードやポスターはもちろん、現在開催中の「大竹伸朗 ビル景 1978-2019」のTシャツや関連グッズが多数販売されています。
水戸芸術館で美術鑑賞から食事、買い物まで楽しい一日をお過ごしください。
(水戸芸術館)
水戸芸術館
住所: 〒310-0063 茨城県水戸市五軒町 1-6-8
電車でのアクセス:
東京駅(品川、上野発もあり)から水戸駅まで、
常磐線特急『ひたち』『ときわ』及び各駅停車が約30分毎に運行
JR水戸駅「北口バスターミナル4~7番のりば」から
すべてのバスが水戸芸術館の最寄のバス停に停車します。
「泉町1丁目」下車(乗車時間10分程度)、降車後バスの進行
方向に進み、すぐの交差点で大通り(国道50号)を渡り、
そのまま路地を直進(徒歩約2分)。