美術館連絡協議会 美術館連絡協議会

  • 美術館入口でのケンビ桃マルシェ 「Gooddaymarket ふくしま」 美術館入口でのケンビ桃マルシェ「Gooddaymarket ふくしま」
  • 福島県立美術館 外観 福島県立美術館 外観
  • やなぎみわ《女神と男神が桃の木の下で別れる》2016-19年 やなぎみわ《女神と男神が桃の木の下で別れる》2016-19年
  • 《神話機械》2019年 《神話機械》2019年
  • ミュゼ・ドゥ・カナール「桃のパイ」 ミュゼ・ドゥ・カナール「桃のパイ」
  • Bar Furukawa やなぎさん命名カクテル「夜桃香(やとうこう)」 Bar Furukawa
    やなぎさん命名カクテル「夜桃香(やとうこう)」

2019.8.16(fri)

今年の夏は
福島県立美術館で桃三昧!

福島県立美術館は、1984年7月に開館しました。今年で35周年を迎えました。
福島というと、東京から遠いと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、新幹線に乗れば1時間40分。福島駅からのアクセスもよく、意外と近いのです。

福島は緑豊かな地。当館では、アメリカのペンシルヴェニア州の田舎で身近な風景や人々を描いてきたアンドリュー・ワイエスを中心に、アメリカの具象絵画を収蔵してきました。また、関根正二や酒井三良、斎藤清など福島の作家、福島市内の美術コレクター河野保雄の日本近代洋画を中心としたコレクションも見どころです。現在常設展示室では、「美のおもちゃ箱 河野保雄コレクション展」を開催中です。

さて、企画展示室では、美連協の巡回展「やなぎみわ展 神話機械」を開催しています。9月1日までです。

やなぎみわは、90年代から《エレベーターガール》や《マイ・グランドマザーズ》シリーズなど写真作品によって国内外で高い評価を得てきました。しかし2011年から演劇の仕事に移行し、この巡回展は10年ぶりの美術館での個展になりました。

作家の力が入った、密度の濃い展覧会になっています。
福島は今、桃の最盛期です。実は2016年から、やなぎは毎夏、福島に来て、夜の桃の写真を撮影してきました。《女神と男神が桃の木の下で別れる》とタイトルが付けられたこれらの作品は、日本の神話「古事記」のイザナギとイザナミの物語を下敷きにしています。桃の木の下に寝そべって、土を背中に感じながら、8×10の大きなカメラを下からのぞいてシャッターを切る。土から樹木をめぐる、目に見えない水の流れを感じながら撮影したと語っていました。不思議な雰囲気の写真です。

そして新作《神話機械》。作家と巡回各館が地域の学校等と連携をして4つのマシンを完成させました。ギリシャ神話の女神たちの名前が付けられたマシンたちは、骸骨を投げる、手足をのたうつ、振動して音と光を出し喝采する、それらを照らしながら走行し、言葉と音楽を発する、そうした機能を備え、15分程度の無人公演行っています。福島では1日3回の上演です。

写真、映像から演劇、そして機械。初期作品から新作までご紹介する本展で、現代社会を見据えながら、次々と境界を越えて進化/深化するやなぎみわの創造の世界をご堪能いただければ幸いです。

展覧会を見終わったら、美術館のレストラン、カフェ・ドゥ・ミュゼで展覧会期中限定の桃タルトはいかがですか。福島市内のレストランやバーと連携した桃企画も実施中。桃のピザ、桃のカクテルなど。詳しくは福島県立美術館の公式ツイッターでチェックしてください。
また、会期中不定期ですが、土曜日の午前中、美術館入口で「ケンビ桃マルシェ」も開催中。時期に応じていろいろな種類の桃を販売しています。こちらもツィッターでご確認ください。
目と舌とで福島の桃を味わい尽くしていただけるような企画満載。この夏は是非福島へ。

(福島県立美術館)



福島県立美術館
住所:〒960-8003
福島県福島市森合字西養山1番地

電車でのアクセス:
JR福島駅東口より
・福島交通飯坂線→「美術館図書館前」下車 徒歩2分
・福島交通バス9番乗場、ももりん2コース→「県立美術館入口」下車
 徒歩3分
・タクシーで約5分

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